• ホーム
  • 正しい性病の予防方法講座

正しい性病の予防方法講座

2020年02月21日

性病は種類によっては確実に予防するのは難しいこともありますが、正しい予防対策を行えば感染確率を限りなくゼロに近づけることは可能です。そのため、予防対策の方法について正しい知識を身につけて、日々実践していくことが重要となります。

性病の予防対策で最も基本となるのが、コンドームの装着です。コンドームだけで全ての性病を予防できるわけではありませんが、コンドームを使用しないよりもはるかに感染リスクを軽減できます。また、性病によっては性器だけでなく口や肛門の粘膜から感染することもあるため、コンドームは膣に挿入する際だけでなく、オーラルセックスやアナルセックスの際も必ず装着する必要があります。ただし、コンドームを装着していても、正しい方法で使用しない限りは性病予防にはなりません。

まず、コンドームは性行為の最初から最後まで装着するのが基本であり、射精前だけ装着したとしても性病予防にはなりません。男性が性病に感染している場合、精液には性病の原因菌が含まれているのですが、カウパー液にも精液が含まれています。そのため、カウパー液がパートナーの性器や口などに触れただけで、感染リスクがあるのです。ただし、コンドームの装着が早すぎるのも問題です。十分に勃起していない男性器にコンドームを装着しようとしても、十分にフィットしないため、性行為中に外れたりずれたりする原因となります。コンドームは十分に勃起してから装着しましょう。

また、一見効果がありそうなコンドームを2つ重ねて装着する方法は、コンドーム同士の摩擦によって破れやすくなるため、かえって逆効果です。なお、近年はオーラルセックス用や女性用のコンドームも販売されているため、自分たちに合ったコンドームを選びましょう。いつもコンドームを使用している人であっても、使い方が間違っていることも考えられるため、もう一度正しい使用方法について確認しておくと安心でしょう。

コンドームを正しく使用することと同じくらい重要となるのが、パートナーを限定することです。性病に感染するリスクは、性行為をする相手が多ければ多いほど高まります。性病は自覚症状が伴わないものも多いため、複数の相手と性行為をしていると知らず知らずのうちに感染してしまうケースも決して珍しくありません。ただし、性行為の相手を限定するのは自分自身だけは意味がなく、パートナーも性行為をする相手が自分だけであることが前提です。また、お互いに検査を受けて性病でないことを確認しておけば、性行為を通して感染することはありません。

さらに、免疫力が低下しているときは性病に感染しやすくなるため、性行為は避ける必要があります。風邪や疲労、ストレス、生理などによって免疫力の低下が引き起こされているときは、既に感染しているものの症状が現れていない性病が発症することがあり、パートナーに感染させてしまうことがあります。また、生理中は膣内が傷つきやすく、出血もしやすい状態です。傷口や血液から性病に感染するリスクが高まるため、生理中の性行為は避けましょう。

関連記事
注意!性器ヘルペスは触れただけで感染する!

性器ヘルペスは、単純ヘルペスウイルスによって引き起こされる感染症です。単純ヘルペスウイルスには1型と2型が存在しており、1型は主に口唇ヘルペスの原因となり、2型は主に性器ヘルペスを引き起こします。性器ヘルペスは発症すると、性器やその周辺に痛みやかゆみを伴う赤いブツブツや水ぶくれが発生するのが特徴です...

2020年05月03日
トリコモナス膣炎はいろんな場所から感染する危険性がある

トリコモナス膣炎は、トリコモナス原虫という目には見えないほど微小な生物によって引き起こされる感染症です。発症すると外陰部にかゆみが生じたり、おりものに異常が見られるといった症状が現れますが、治療をせずに放置すると、炎症が卵管にまで拡大して不妊症となる可能性があるため注意が必要です。トリコモナス膣炎の...

2020年03月27日
バルトレックスを使えばヘルペスの再発を抑えられるって本当?

ヘルペスを引き起こす原因であるヘルペスウイルスには様々な種類がありますが、人間に感染するのは8種類と言われています。代表的なものとしては、口唇ヘルペス及び性器ヘルペスを引き起こす単純ヘルペスウイルス1型と2型、水ぼうそうや帯状疱疹を引き起こす水痘・帯状疱疹ウイルスなどが挙げられます。ヘルペスウイルス...

2019年12月17日
トリコモナスを治したいならフラジールを使うべき

フラジールは、メトロニダゾールを有効成分とした、トリコモナスの第一選択薬として使われることが多い抗原虫薬です。日本では1961年に販売が開始されて以来使用され続けており、多くの実績を重ねてきた治療薬になります。フラジールはトリコモナスの治療以外に、嫌気性菌感染症や感染性腸炎、細菌性腟症などの治療にも...

2019年11月15日
女性のトリコモナス膣炎は膣カンジダと似ている?

トリコモナス膣炎と膣カンジダ症は、どちらも通常時とは異なるおりものが生じるという共通点があります。しかし、発症原因が異なるため、誤った対処をしてしまうと症状を悪化させる恐れがあるため注意が必要です。トリコモナス膣炎は、トリコモナス原虫という微生物が膣内に感染することで発症する性感染症の一種です。主な...

2019年11月02日
膣カンジダ治療薬のおすすめはカーネステンクリーム

カーネステンクリームは、ドイツのバイエル社から発売されている抗真菌薬で、日本ではエンペシドクリームという名称で販売されています。膣カンジダ症で現れる、かゆみや発疹、水疱などの皮膚症状の改善に高い効果を発揮することで知られており、1976年に販売開始されて以来使用され続けてきた実績のある治療薬です。膣...

2019年11月30日
膣カンジダは免疫力が落ちていると発症することもある

膣カンジダは、真菌(カビ)の一種であるカンジダ菌が膣内で増殖することで発症する病気です。主な症状としては、膣及びその周辺にかゆみが生じたり、おりものがヨーグルトやカッテージチーズなどと形容されるような状態になるなどが挙げられます。感染経路に関しては、カンジダ症を発症した人と性行為をすることで感染する...

2020年01月24日
HIV感染は早期発見と治療をすれば死ぬことはない

HIVやエイズと聞くと、死に直結するというイメージを持つ方も多いかと思いますが、現在は早期治療を開始すれば死に至ることはないと言えるほど、様々な治療方法が確立されています。そもそも、HIVとはHumanImmunodeficiencyVirusの頭文字を取った略称で、日本語ではヒト免疫不全ウイルスと...

2020年01月05日